教会の7つの本質は大切な真理をバランスよく表現しています。これが絶対であるということではなく、聖書が言っているとても大切なことであることは事実です。私たちが7つの本質を持つことで、教会やキリストの弟子としての生き方が点検できます。また、多様性の中でも本質における一致が起こりやすくなります。いつも自分自身の生き方や教会のあり方が本質からずれていないか確認することで、教会のいのちは守られていくのです。
7つの本質(前半)水村光義師
7つの本質(後半)水村光義師
私たちの教会は7つの本質を行っています。また、これから7つの本質を行っていく教会にとってモデルとなりたいと願っています。
私たちOVMCも以前は現在の姿とは程遠い、牧師中心の教会でした。「教会員の人数」や「献金の金額」などで、教会の成長度を測っていました。
しかし、今現在のOVMCの成長を測る尺度は「何人遣わしているのか」「信徒に命があるか」「一人一人がキリストに結びついているか」等、以前とは違うものに変えられてきています。
実際に7つの本質に生きることは、簡単なことでしょうか。答えは、YES,であり、Noです。聖書をよく読み聖書の言葉に従っている人は、7つの本質が当たり前と感じるでしょう。しかし、本質より伝統を重視してきた人にとっては、いま行っている現状が当たり前であり、本質は理想論のように思えるのです。本質は知るだけではいのちとなりません。実践し習慣化されて初めて力を発揮するものです。そこで、必要なのがコーチングです。別の言葉で表現すると、イエス様の弟子とされることです。一人一人をイエス様に結びつけ、イエス様の弟子として生きることができるように整え、キリストの体の中で互いに助け合い愛し合うようにするのです。
イエス様でさえ教えだけで弟子を育てたのではありません。教えと模範とコーチングで育てられました。私たちが自ら本質を受肉化させ、生き方で模範を見せていくことは大切です。コーチ自身も誰かからコーチを受けることで模範になります。ある面、本質を生き抜くために、コーチという助けが必要であり、次に誰かをコーチして助けることでより本質が分かるのです。